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Viva La Vida ビヴァ ラ ビダって、「今を生きる」 を感じること。 実在人物の軌跡、考え、心、光と闇に触れて感じるスペース ☆ 私的セレクト図書館。 

2013/12/12

愛しのフリーダ (フリーダ・ケリー、ビートルズを支えた誠実な仲間)  

原題 : GOOD OL' FREDA
Advantage : 誠実/ヒトの品格/友情/ビートルズの青春
Key : 映画/ドキュメンタリー/女性/海外/アーティスト/ビートルズ 

Info : 映画公式サイト


 ビートルズがメジャーになる前から解散までの11年間を、彼らと共に駆け抜けたフリーダという女性のドキュメンタリーです。裏方に徹したもう一人のメンバーとも言えるフリーダが、回想しながらトツトツと、時には幸せそうに語るシーンを基軸に、当時の映像と音楽を交えながらストーリーは進みます。
“彼女の眼”から語られるメンバーの真の姿、素のままの顔が、今までに知られていなかったエピソードや葛藤と混ざりながら鮮やかに浮かび上がり、ビートルズファンには新たな感慨を与えるのではないでしょうか。

“彼女の眼”とは?誠実、思慮深くて、Happyパーソンで、そしてトテツモナク頑固というフリーダの人柄が、どのシーンからも絶対的に感じ伝わってきます。その眼を通じて語る真実が全てで、そして、これはフリーダの半生、生き方を映す映画でもあると思いました。
今までお金や名声には興味を示さず、暴露本や秘蔵コレクション等は一切出したことがない、考えたこともなかったフリーダ。ビートルズメンバーとのファミリー的な愛やメンバーの心を、唯一大事に守ってきたフリーダの。

 それが何故この映画で沈黙を破ったのかと考えると、最初から最後まで、今でもビートルズが大好きで、大ファンであることに誇りを持っていたからなんじゃないかと思いました。
始まりは一ファンとしてビートルズに関わり、ヒョンなことから何時も何所でも一緒に過ごすことになった奇遇な、ジェットコースターのような時代の体験を、心の箱から出して全てのファンと共有したかった、伝えて後世まで残したかったから。

 どこまでも誠実でフェアー、そして愛しい頑固者の意思、生き方を見ました。
ジェットコースターで夢世界に連れて行ってもらったのに、自分の信じるものを見る眼を持ち続けて。
こんなヒトもいるのですね。

フリーダがファンクラブのリーダーで良かった。
ありがとうビートルズ!ありがとうフリーダ!!って叫びたい。

(そして早速ビートルズのTシャツを探して買いそうな自分。。。。)

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